宮崎で禊ぎ(みそぎ)、愛を紡ぐ(つむぐ)「神話のふるさと」宮崎の新たなおすすめ神話スポット

概要

都井岬の最突端の断崖絶壁の中腹にある御崎神社は、708年(和銅元年)の創建と伝えられており、海の神様である綿津見神(ワタツミノカミ)を祀る。昔から海の神、航海の安全の神として、漁や海運に携わる人々に信仰されている。

約1,300年もの長い歴史は、都井岬沖の海が、昔から、海運、水産の上で重要でかつ難所であったことを物語っている。
また、周辺には自生の北限地とされるソテツが約5000本繁茂しており、「都井岬のソテツ自生地」として国の特別天然記念物に指定されている。その群落をくぐって都井岬灯台に向かう、長さ1.2kmの遊歩道は格好の散策コース。
参道は、両側にソテツなどの亜熱帯植物が繁茂し、さながらジャングルの中を歩いているような気分が味わえる。

なお、御崎神社のすぐ目の前には、紺碧の太平洋が広がり、青い空と透き通った海、白い波が織りなす美しい風景も楽しむことができる。

エピソード

御崎神社
第25代神官 土持祐幸さん

1400年の歴史がある都井の守り神
これからも静かに見守ってください。

第25代神官 土持祐幸さん

御崎神社はワダツミノカミを祭り、古くから航海安全を願う神社と言われますが、もともと海も里も、都井地区全体を守る神社なんです。創建は708年(和銅元年)といいますから、長い間ここから海を見てこられたのでしょう。その昔、一度ふもとに神社を下ろしたことがあるそうですが、疫病が流行るなどしたことから、もとの場所に戻したという話もあります。

今は神社の本殿、拝殿も老朽化して、手入れが必要な時期に来ていますが、私は必要なだけの整備にしたいと思っているんです。1400年もここに鎮座されてきたのですから、このまま静かにお祀りしていければという思いです。神社周辺のソテツは天然記念物で、葉っぱを切るにも簡単にはいきません。今は神社まで大きなソテツの下をくぐるようにして行く状態です。でも、氏子さんたちは「それもいいじゃないか」と言われます。ここしかない風景ですよね。

私は都井の宮原地区に住んでいて、地区の有志で「十文字会」という地域おこしのグループを作っています。御崎神社周辺の整備をしたり、都井岬からの素晴らしい初日を拝みに来る人たちのために、大晦日は猪鍋やぜんざいなどを作り、迎えています。年明けの0時30分から元旦祭を行い、お名前を呼んで玉串を捧げてもらうことから、参加者からはよい思い出になったと喜んでもらっています。小さな地域おこしですが、この地を知ってもらうことで大切な遺産を守って行きたいと思っています。


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アクセス

車
串間駅から車で
総距離 21.6 km / 所要時間 43分

宮崎空港から車で
総距離 84.0 km / 所要時間 2時間 47分